中国企業が独自に研究開発・生産した11メートル級大直径シールドマシンがモスクワで12日、1本目のトンネル貫通任務を終えた。これは中国企業にとって欧州初の大直径シールドマシンプロジェクトのトンネル貫通となった。
中国鉄建股份有限公司(以下「同社」)によるモスクワ地下鉄第3乗換環状線東側大型シールドプロジェクト楓葉大道駅〜2号活動井エリア間トンネルが同日、貫通した。同トンネルの全長は1452.3メートルで、昨年5月5日に正式に掘進が開始された。施工には同社が独自に研究・製造した直径10.88メートルの土圧バランス式シールドマシン「勝利号」が使用された。これは現時点で、中国が欧州に輸出したシールドマシンのうち直径が最大級だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月14日