国家統計局の公式サイトによると、上半期は複雑な国内外の環境に直面し、中国の各地区・部門は党中央・国務院の政策決定や関連の取り決めに真剣に取り組み、新型コロナウイルス感染症対策と経済・社会発展の成果を維持・拡大した。これにより、経済の持続的かつ安定的な回復、生産・需要の持続的上昇し、就業の全般的な安定維持、新エネルギーの急成長、質と効果の着実な向上、市場主体による先行き見通しの改善、主要マクロ指標の合理的区間維持、経済発展の安定した向上という流れを示した。
速報値では、上半期の中国の国内総生産(GDP)は53兆2167億元で、不変価格で計算すると前年同期比12.7%増、第1四半期比5.6%減となった。2年平均成長率は5.3%で第1四半期より0.3ポイント加速した。
四半期別に見ると、第1四半期の前年同期比成長率は18.3%、2年平均成長率は5.0%で、第2四半期の成長率は7.9%、2年平均成長率は5.5%だった。
産業別に見ると、上半期の第一次産業付加価値額は前年同期比7.8%増、2年平均4.3%増の2兆8402億元。第二次産業付加価値額は前年同期比14.8%増、2年平均6.1%増の20兆7154億元。第3次産業付加価値額は前年同期比11.8%増、2年平均4.9%増の29兆6611億元。第2四半期のGDPは第1四半期と比べて1.3%増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月15日