デジタル経済が近年急成長を続け、経済高品質発展を促す重要な力になっている。国家インターネット情報弁公室がこのほど発表した「デジタル中国発展報告書(2020年)」によると、中国のデジタル経済規模は世界2位に飛躍し、世界のデジタル経済革新をけん引する重要な策源地になった。中国のデジタル経済コア産業の付加価値額がGDPに占める割合は昨年7.8%にのぼった。
デジタル経済の新業態及び新モデルが次々と登場している。オンライン教育、インターネット医療、リモートワーク、デジタル化ガバナンス、ライブコマース、オンライン観光が力強く発展し、人々により豊富で多元的な消費体験をもたらしている。世界人工知能大会で発表された情報によると、中国のデジタル経済規模はすでに41兆元にのぼっている。
ネットワーク建設が急激に発展し、デジタル経済の新興業務市場の拡大が続いている。これは経済・社会発展を促す新たなエンジンになりつつある。「デジタル中国発展報告書(2020年)」は、中国のデータセンター業務の昨年の年間収入は前年比22.2%増になったと指摘。クラウドコンピューティングは85.8%増、ビッグデータは35.2%増、IoTは17.7%増。
実体に融合し、経済モデル転換に原動力を添える