魅力を出し続ける中国、多くの米国企業がチャンスに期待

魅力を出し続ける中国、多くの米国企業がチャンスに期待。

タグ:米国企業

発信時間:2021-08-01 10:13:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国国家統計局はこのほど、今年上半期の国民経済運行状況を発表した。最新統計によると、上半期の国内総生産GDP)は前年同期比で12.7%増え、うち第2四半期の成長率は7.9%に達した。


 米CNNは「まさに米国企業が中国に留まりたいと考える理由」と題する記事で、中国の第2四半期のGDP成長率が7.9%に達し、2020年の新型コロナウイルス感染症流行時に比べ、相当な規模の成長を保っていると伝えた。この統計が多くの米国企業にとって中国に留まる理由になるとの見解を示している。


 記事によると、米国企業は中国事業に期待している。デニムアイテムを手掛ける米リーバイスは決算書で、第2四半期の中国での売上高が2019年の同時期を3%上回ったことを明らかにした。CEOのチャールズ・バーグ氏は、中国市場が同社の業績を伸ばす最も大きなチャンスのある市場の一つと述べている。


 ペプシコCEOのラモン・ラグアルタ氏も、中国事業が強い回復を示していると評価。中国の非常に大きな消費者層と持続的な経済成長を考えると、多くの企業にとって中国市場は逃してはならない絶好のチャンスになると説明した。


 米国政府が度々、中米貿易に強硬な態度を示すのとは逆に、多くの米国企業は中国を巨大な発展のチャンスと見なしている。


 在中国米国商工会議所が発表した2021年度の「中国ビジネス環境調査レポート」によると、外資企業は中国での発展の見通しについて楽観的な見方をしている。調査対象企業の61%が中国を最優先の投資対象地に選び、中国の外資企業に対する開放的な市場の見通しに大きな信頼を寄せている。また、83%の企業が生産や仕入れを中国以外の地域に移すことは考えていないと答えた。


 新型コロナウイルスの感染症流行が米国経済に大打撃を及ぼしたことで、米国企業は中国市場の重要性を一層認識するようになった。「米国にとって、経済回復のペースは未解決の懸案事項だ」。CNNは、米国経済がまだ回復しておらず、6月の国内出張回数が2年前のわずか40%にとどまり、多くの航空会社が四半期決算で赤字に再転落したと報道。その上で「米国企業や他のクロスボーダー企業は中国で事業開拓を継続することになるはずだ」としている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月1日


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