フォーチュン・グローバル500 中国企業は世界最多

フォーチュン・グローバル500 中国企業は世界最多。

タグ:中国企業

発信時間:2021-08-03 12:15:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 8月2日、2021年「フォーチュン・グローバル500」が発表された。今年、中国企業は前年より10社多い143社がランクインし、企業数は再び米国(122社)を上回り、トップを維持した。


経営状況がグローバル500の平均を上回る


 今回発表されたランキングを見ると、新型コロナウイルス流行の影響で、グローバル500企業の経営状況は全体的に良くない。ランクインした企業の2020年の営業収入合計は約31兆7000億ドルで前年比5%減少した。企業利益は大幅に減少し、純利益合計は1兆6000億ドルで同20%減少し、2009年以来最大の下げ幅となった。


 比較すると、中国企業は安定した発展を維持している。ランクイン企業の経営指標が全体的に低下する中、2021年の中国のランクイン企業の平均売上高、平均利益、販売収益率、株主資本利益率はいずれも前年とほぼ同水準となった。中国企業の平均売上高はグローバル500企業の平均である634億ドルを上回り、利益は33億ドルを上回った。収益率については、中国企業の販売収益率と株主資本利益率はグローバル500の5.2%と8.4%を上回った。


 植信投資のチーフエコノミストで研究院院長の連平氏は取材に対し、「コロナ禍で、中国企業が好成績を収めたことは容易ではない。その理由として、中国は真っ先に感染症を抑制し、生産・操業を再開し、マクロ政策を有効的に実施し、経済は安定した回復を続けた。これらが企業のリスク対応、経営状況改善を支えたと考えられる」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月3日

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