国家管網集団が9日発表した情報によると、中国の油ガスパイプラインのデジタル化・ネットワーク化・スマート化水準を高めるため、油ガスパイプラインの「インダストリアルインターネット+安全生産」建設がこのほど正式に始まった。中国の油ガスパイプラインデータは2023年に「全国一本化」を実現する。

　国家管網集団の責任者によると、「インダストリアルインターネット+」と油ガスパイプライン安全生産をしっかり結びつけ、インダストリアルインターネットインフラ及びスマートパイプラインの建設を重要な足がかりとし、3年間で油ガスパイプライン「インダストリアルインターネット+安全生産」管理プラットフォームを築き上げる。油ガスパイプラインの安全管理水準を効果的に高める。

　説明によると、油ガスパイプライン「インダストリアルインターネット+安全生産」管理プラットフォームはAI、IoT、ビッグデータなどの先進技術を利用し、パイプライン業界リスク抑制及び安全管理の実需を立脚点とする。スムーズな感知、リアルタイムの観測、事前警報、連動処置、システム評価などの新能力の構築を目標とする。油ガスパイプラインの区間管理、ステーション管理、緊急管理などの各シーンのスマート化を実現する。スマートパイプラインの構築にデータの駆動とプラットフォームのサポートを提供する。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年8月10日