第23回中国(広州)国際建築装飾博覧会がこのほど、広交会展館で閉幕した。これは広州市が直近の感染拡大に打ち勝った後で初の、特大規模の展示会だ。記者が現場を取材したところ、人件費と原材料コストの高騰、消費及び技術の高度化、政策サポートなどを背景とし、出展した中国オーダーメイド家具企業はデジタル化モデル転換の発展ペースを上げていた。
中国対外貿易広州展覧総公司の劉暁敏総経理によると、今回の展示面積は合計で40万平方メートル弱で、昨年より10万平方メートル弱広くなった。出展企業数は400社超増の2000社弱。一部の統計によると、出展企業のうち上場企業だけでも36社にのぼる。
記者が複数の出展企業を取材したところ、今回の展示の活況ぶりは「予想以上」だった。うちオーダーメイド家具、スマート家具の展示館が特に好評を博していた。情報によると、出展企業のうち約半分が広東省の企業で、多くのオーダーメイド家具のリーディングカンパニーが出展した。これらの企業はスマート製造、5G応用、VRなどの分野の融合発展で顕著な成果を手にしており、産業のデジタル化モデル転換のペースアップをけん引している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月15日