中国の工業・情報化部(省)が20日に発表したデータによると、今年7月末現在、中国の5G基地局に接続する5Gスマートフォンの端末数が前年末比1億9300万件増加して3億9200万件に達した。中国新聞網が伝えた。
7月末現在の基礎的電気通信業務を提供する企業3社の移動電話ユーザー数は、前年末比2521万件増とやや増加して16億1900万件になった。
セルラーIoT(IoTはモノのインターネット)のユーザーが急増して、新たな成長源になった。7月末現在、上記3社のセルラーIoTユーザーは前年末比1億7千万件増加して13億600万件になり、このうちスマート製造、スマート交通、スマート公共サービスへの応用を利用する端末のユーザーは、前年同期比で製造が17.5%増加、交通が17%増加、公共サービスが22.7%増加した。
電気通信業務の中でもモバイルインターネットの通信量が大幅に増加した。1-7月の累計通信量は同38.1%増の1228億ギガバイト(GB)に達した。このうちスマホの通信量が同36.9%増の1176億GBに達し、モバイルインターネット通信量全体の95.8%を占めた。
電気通信業務の収入が安定的に増加した。1-7月は同8.7%増加して、累計8721億元(1元は約16.9円)を達成した。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年8月21日