G6京蔵高速道路那曲〜羊八井区間が21日に開通し、試験運行が始まった。全長は227キロ、設計上の時速は120キロ。これにて全長295キロのG6京蔵高速道路那曲〜ラサ区間(那拉高速道路)の全線が開通した。西蔵(チベット)高等級道路開通距離が1105キロにのぼった。
那拉高速道路(片側2車線)は平均標高4500メートル以上に建設されている、世界で標高が最も高い高速道路だ。開通後、ラサ市と那曲市の間の車による移動時間は、以前の国道109号線の6時間以上から3時間に短縮される。うち羊八井〜ラサ区間の設計上の時速は100キロ、全長は68キロで、2020年10月1日に開通済み。
那拉高速道路は「国家道路網計画(2013-30年)」G6京蔵高速道路の重要な構成部分であり、青蔵大通路拡大アップグレードの重大プロジェクトでもある。青蔵大通路の通行能力、安全保障及び輸送サービス水準を大幅に引き上げる。第14次五カ年計画期間中(2021-25年)、西蔵はさらにG6京蔵高速道路格爾木〜那曲試験区間の建設を推進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月23日