南方電網雲南電網公司が発表した情報によると、中国・ラオス鉄道外部給電プロジェクトが8月31日に全面的に竣工した。稼働開始・送電の条件を満たし、中国・ラオス鉄道の年内開通・運営開始に向け確かな基礎を固めた。
情報によると、中国・ラオス鉄道外部給電プロジェクトの全長は936.8キロで、2220基の鉄塔を設け、中国区間とラオス区間に分かれる。中国区間の給電プロジェクトは新たに220kV開閉所を3カ所、220kVの電線を35本(全長679.8キロ)設置し、14カ所のけん引変電所に電力を提供する。ラオス区間給電プロジェクトは115KV送電線を新たに20本(全長257キロ)設置し、11カ所の115kV変電間隔を拡張し、電気化鉄道の10カ所のけん引変電所をラオス国家電網と接続させる。中国・ラオス鉄道外部給電プロジェクトは2019年12月着工で、ピーク時の作業員は6000人弱にのぼる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月1日