中国税関総署は11日、広西チワン族自治区人民政府と連携して、2020年「中国―ASEAN(東南アジア諸国連合)貿易指数」を共同発表しました。同指数の発表は今回が初めてです。
発表によりますと、「2020年中国―ASEAN貿易指数」は241.03点で、2019年より19.64%、2010年より141.09%それぞれ増加しており、中国の対ASEAN輸出入が安定的に増加し続けていることを表しています。
2020年、コロナ禍の深刻なダメージを前に、中国とASEAN諸国は、感染病対策で協力を展開し、地域の産業チェーンとサプライチェーンの安定化を守り、二国間貿易の発展を力強く確保してきました。2020年、ASEANは中国にとって最大の貿易パートナーに初めて躍進しました。税関の統計によりますと、今年1‐8月期、中国の対ASEAN輸出入額は前年同期比22.8%増の3.59兆元(約61兆円)となり、同時期の中国対外貿易額の14.5%を占めており、引き続き最大の貿易パートナーの座を保っています。
「中国国際放送局日本語版」2021年9月12日