中国初、高水準放射性廃液ガラス固化施設が稼働開始

中国初、高水準放射性廃液ガラス固化施設が稼働開始。国際協力モデルを採用し、中国とドイツが共同で設計。中国核工業集団所属の中核四川環保工程有限公司責任公司が建設を担当し、複数の機関が共同で難関攻略に取り組んだ…

タグ:原子力 機構 放射性 ガラス

発信時間:2021-09-13 11:33:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国家原子力機構の発表によると、中国初の高水準放射性廃液ガラス固化施設が9月11日、四川省広元市で正式に稼働開始した。これは中国が高水準放射性廃液の処理能力のゼロの突破を実現し、高水準放射性廃液固化技術を把握した世界の少数の国に躍進したことを意味する。中国の核工業の安全でグリーンな発展に対して節目としての意義を持つ。


 同プロジェクトは2004年に国家原子力機構から許可された。国際協力モデルを採用し、中国とドイツが共同で設計。中国核工業集団所属の中核四川環保工程有限公司責任公司が建設を担当し、複数の機関が共同で難関攻略に取り組んだ。ガラス固化基幹特殊材料や基幹設備などの面で豊富な経験を蓄積した。


 施設の稼働開始後、毎年数百万立方メートルの高水準放射性廃液を安全に処理する見通しだ。生成されるガラスは地下数百メートルの処置庫に埋められる。放射性物質と生物圏の隔離の目的を達成する。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月13日

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