中国の製造業付加価値額、11年連続で世界一

中国の製造業付加価値額、11年連続で世界一。

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発信時間:2021-09-14 11:14:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 工業・情報化部の肖亜慶部長は国務院新聞弁公室の13日の会見で、「中国の製造業付加価値額は2010年より11年連続で世界一になっており、世界の産業構造が最も健全な国だ。500種の主要工業品のうち4割超の生産量が世界一で、製造業大国の地位がより堅固になっている」と述べた。

 

 肖氏は、「2012-20年にかけて、中国の工業付加価値額は20兆9000億元から31兆3000億元に拡大した。うち製造業付加価値額は16兆9800億元から26兆6000億元に拡大し、世界に占める割合が22.5%から30%弱に上がった。太陽光発電、新エネ車、家電、スマートフォンなどの重点産業が世界の先頭集団に飛躍し、通信機器や高速鉄道など一連のハイエンドブランドが海外進出した」と述べた。

 

 「天問1号」が火星探査を開始し、「北斗3号」グローバル衛星測位システムが全面的に構築されるなど、「大国の重器」が次々と登場した。超高圧送電・変電、大型掘進設備、石炭化学工業フルセット設備、金属ナノ構造材料などが世界の先頭集団に飛躍し、中国製造(中国の製造業)の日増しに高まるハードパワーを示した。

 

 それと同時に、中国製造の産業構造の高度化のペースが上がっている。うちハイテク製造業付加価値額が一定規模以上の工業付加価値額に占める割合は2012年の9.4%から20年の15.1%に上昇した。製造業中堅・トップ企業が成長ペースを上げ、中小企業の創業・革新が活発で、専門化水準が持続的に向上している。20年の一定規模以上の工業企業の研究開発機関数及び研究開発費はいずれも12年より倍増し、有効発明特許出願件数が2倍超増加した。

 

 情報化について、中国は世界最大規模の光・モバイル通信ネットワークを構築した。5G基地局数が世界に占める割合は7割超で、端末接続数は8割超にのぼる。ネットワーク応用が消費から生産に拡大している。製造業重点分野基幹工程数値制御化率は12年の24.6%から20年の52.1%に上がり、デジタル化研究開発設計ツールの普及率が48.8%から73%に上がった。デジタルの産業化、産業のデジタル化のペースが上がり、デジタル経済が経済・社会の持続的かつ健全な発展に力強い原動力を提供している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月14日

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