第130回中国輸出入商品交易会（広交会）の開幕まで、14日で残すところ30日となった。国務院新聞弁公室が同日開いた会見で、商務部の任鴻斌副部長、広東省人民政府の張新副省長、中国対外貿易センターの儲士家主任が関連内容を発表し、記者からの質問に回答した。

　任氏は、「第130回広交会は初めてオンライン・オフライン融合で開催される。これは感染対策常態化を背景とし中国で開催される重大な国際経済貿易活動だ。これは中国経済の安定回復の良好な流れを保ち、中国の開放拡大の揺るぎなき決意を示し、中国共産党の指導下の中国の社会主義経済の建設及び改革開放の輝かしい成果を宣伝する上で有利だ」と述べた。

　初めてオンライン・オフライン融合で開催し、初めて国内・国際のダブル循環の促進をテーマとし、初めて広交会で国家級国際貿易フォーラムを開催し、初めてオフラインに「農村振興特色製品」展示エリアを設ける。第130回広交会は16品種の51の展示エリアを設ける。うちオフラインの展示面積は約40万平方メートルで、7500社が出展する。コロナ禍の世界における最大規模のオフライン展示会だ。ブランドの展示ブースは1万1700カ所で、展示ブース全体の61％を占める。2200社以上のブランド企業が出展し、優良企業が占める割合が過去の広交会より大幅に上がる。オンライン展は既存の約6万カ所の展示ブースを維持し、引き続き2万6000社の企業及び世界のバイヤーにオンライン貿易の協力と交流の場を提供する。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年9月17日