北京の「両区」建設(国家サービス業開放拡大総合模範エリア、中国(北京)自由貿易試験区)から1年に渡り、北京の金融分野の102件の任務のうち85件が実施され、達成率が83%にのぼっている。68社の国内外金融機関が入居し、うち17社は外資系金融機関。
北京は一連の革新的な金融市場プラットフォームを創設した。株式投資及びベンチャー投資割当譲渡試行プラットフォーム、国際ビッグデータ取引所、北京グリーン取引所などの金融市場プラットフォームを設立した。全国初のインターネットに基づく企業信用情報調査プラットフォームである京津冀征信鏈を構築した。プライベートエクイティ、ビッグデータ、自発的炭素排出削減などの取引モデルを積極的に模索し、世界の革新要素の流動に新型機能担い手を提供した。
また北京は一連の独創的な越境金融サービス及び商品を打ち出し、一連の牽引的なフィンテックプロジェクトを形成した。冬季五輪及び国際消費中心都市の建設をめぐり、デジタル人民元フルシーン応用の試行を展開し、デジタル人民元の試用に向け最も広範で最も深いストレステストを展開した。フィンテックの基礎力の強化に焦点を絞り、国家フィンテック検査測定認証センターと国家金融標準化研究院が北京で設立され、すでに世界を牽引するフィンテック標準を策定し輸出する基本的な能力を持っている。北京はさらに一連の模範的な金融業ビジネス環境政策を実施した。
北京市地方金融監督管理局の王穎副局長は、「北京証券取引所の設立は、中国が多層的な資本市場改革で重要な一歩を踏み出したことを意味する。これは首都金融発展の歴史におけるマイルストーンで、時代を画する意義を持つ重大事だ」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月18日