新疆ウイグル自治区博湖県は豊富な自然資源と独特な観光資源を有し、巴音郭楞蒙古自治州が管轄する県で、新疆ウイグル自治区中部に位置する。国内最大の内陸淡水湖の博斯騰湖で知られている。第3回中央新疆活動座談会の開催以降、地元政府は会議の精神を徹底し、全域観光の発展を着実に推し進め、観光による産業化という発展の新たな道を歩み、住民の生活の保障と改善に力を入れ、満足感と幸福感を高めている。
全域観光の発展に尽力
博斯騰湖は古くは「西海」と呼ばれ、広大で曲がりくねった水域、湖畔の壮観な砂漠、生い茂ったヨシ、優美なスイレンがあり、神秘的で美しい自然景観が広がり、観光資源が豊富である。
博斯騰湖の特徴と優位性を生かし、博湖県は「生態発展、観光立県」の理念を堅持し、観光業を最大の基幹産業に発展させ、全域観光戦略に力を入れ、博湖県の経済成長に原動力を注いでいる。
博斯騰湖の蓮海世界を例に挙げると、ここは中国最大の野生のスイレン景観スポットで、湖畔に40万ムー以上に広がるスイレン畑は「博斯騰湖の真珠のネックレス」と称される。毎年5月から8月のスイレンの見頃の時期には、1日平均1万人以上が見物に訪れる。運営会社の博湖県優衆合旅文化旅遊有限公司の韓建波社長によると、蓮海世界は花と鳥の観賞、水遊びができるだけでなく、療養研究学習やスマート観光などの業態も開発し、観光客が様々な画期的な観光を楽しめるよう取り組んでいる。