多種の産業の協同発展をけん引
観光業が好調であれば、その他の多くの産業も繁盛するというのは、観光による経済成長へのけん引力が大きいからだ。博湖県はアグリツーリズム、農産品と工芸品の加工販売などを融合し、産業の協同発展体系を形成した。
博斯騰湖のヨシの絵で知られる阿勒奇民族工芸品有限公司は、博斯騰湖の優れたヨシ資源を生かし、文化クリエイティブと工芸伝授の2つのコア産業を通し、「博斯騰湖ヨシ画」ブランドを構築した。年間2000~3000作品を販売し、日本や韓国にも販売するだけでなく、独特な「博斯騰湖の贈り物」となり、「新疆ギフト」に選ばれた。
博湖県文化体育放送テレビ・観光局の站立軍局長によると、大まかな統計で、同県の農牧漁アグリテイメント、収穫体験、花畑などのアグリツーリズム施設は70軒以上に増え、農牧民1200人以上の直接就業と6000人以上の間接就業を後押しし、1人あたり平均収入は8000元増加し、「全域観光」の恩恵は安定かつ持続的に放出されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月24日