世界エネルギー転換ハイレベルフォーラムが開催、低炭素発展の国際協力を強化

世界エネルギー転換ハイレベルフォーラムが開催、低炭素発展の国際協力を強化。

タグ:低炭素

発信時間:2021-09-26 16:52:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 2021世界エネルギー転換ハイレベルフォーラムが25日、北京市昌平区の未来科学城で開幕した。国内外の専門家・学者、業界内の重鎮が経済発展とCO2排出量削減・カーボンニュートラル、エネルギー高品質発展、気候変動への対応をめぐる国際協力などについて議論する。グリーンで低炭素な発展に関する対話・交流及び国際協力を強化し、相互学習・参照し、協力とウィンウィンの実現を目指す。


 本フォーラムは「イノベーションでエネルギーの低炭素転換をけん引し、CO2排出量削減・カーボンニュートラルを支える」をテーマとする。国連開発計画、国連環境計画、世界銀行、欧州委員会、世界エネルギー会議、国際エネルギー機関など多くの国際機関がフォーラムを主宰し、参加した。 


 国家エネルギー局の章建華局長は開幕式で、次のように指摘した。


 中国は確固不動の姿勢でエネルギーのグリーンで低炭素な転換を促進する。エネルギー消費総量及び消費強度を厳しく抑制し、第14次五カ年計画期間(2021−25年)のGDP当たりのエネルギー消費量を13.5%減らすという目標達成を保障する。再生可能エネルギーによる代替を急ぎ、第14次五カ年計画期間に風力発電と太陽光発電をクリーンエネルギー成長の主力とし、2030年に非化石エネルギーの消費が占める割合を25%前後にする。同時に新エネを主体とする新型電力システムの構築を急ぎ、2030年に12億kW以上の新エネ設備容量を消費する。


 エネルギー安全のボトムラインをしっかり守る。CO2排出量ピークアウトとカーボンニュートラルの実現によりエネルギーシステムは大きな変革に直面する。短期的にはモデル転換の痛みを受けるが、長期的に見ると生態優先のグリーンで低炭素な高品質発展の道を確固不動の姿勢で歩み、化石エネルギーへの依存度を徐々に引き下げることで、初めて中国のエネルギーの本質的な安全を実現できる。


 中国はエネルギーの科学技術革新を強化し、エネルギーの国際協力を掘り下げ、多国間主義をしっかり実践する。公正で包摂的な世界エネルギーガバナンス構造の構築を促し、発展途上国のエネルギーのグリーンで低炭素な発展を力強く支持する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月26日





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