中国共産党は100年に渡り中国人民を率いて粘り強く戦い、全面的な小康という陽光で960万平方キロメートルの広大な大地を隅々まで照らした。14億人超の人民と56の民族が共に幸福ですばらしい小康生活を共有している。国務院新聞弁公室が28日に発表した「中国の全面的な小康」白書は、「中国共産党は人民を率い、ゼロから始め、自力更生し、苦しみながら奮闘し、新天地を切り開いた。千百年の夢にも見た小康を実現した」と指摘した。
中国の全面的な小康は、数世代の人々が苦しみながらしっかり取り組み、奮闘を続け手にしたものだ。党は人民を率い、自力更生を中心とする方針を終始堅持し、発展の主導権をしっかり自分の手に握り、先進国が数百年かかった現代化への道を数十年で歩み終え、世界的にも稀な経済急成長の奇跡、社会の長期安定の奇跡を築いた。
新中国成立後、中国人民は物的技術が極めて乏しい条件下で、両手と両肩で天地と戦い、血と汗で天地を変えた。新中国が廃墟から速やかに立ち上がった。改革開放の新時代、中国人民は「血路を開く」度胸と勇気により果敢に挑戦し、我先にと前に出た。自らの勤労と汗水により、中国現代化の高層ビルを積み上げた。新時代に入り、党中央は全党及び全国人民を団結しそれを率いて勇敢に前進し、腕をまくり懸命に働き、一枚の青写真を最後まで描き上げた。一つ一つの難関を突破し、一つ一つの困難に打ち勝ち、世界が刮目する奇跡を築いた。
小康社会の全面的な完成は終点ではなく、新しい生活と新たな奮闘のスタートラインだ。中国共産党はこれからも終始、人民を中心とする発展思想を堅持し、発展の不均衡及び不十分の問題と人民が解消を待ち望んでいる問題の解消に取り組む。共同富裕及び公平・正義の実現の妨げと束縛を断固解消し、地に足をつけ根気よく粘り強く取り組み、人民を団結しそれを率いて共同富裕の目標に向かいしっかり邁進する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月30日