国家国際発展協力署の羅照輝署長は27日、2021年持続可能な開発フォーラムでスピーチを行った。内容は下記の通り。

　中国の対外援助は「一帯一路」の共同建設、世界の持続可能な開発目標（SDGs）の達成に新たな貢献を成し遂げる。中国の国際的な開発協力は引き続き一帯一路共同建設国に傾斜し、「一帯一路」の建設により力強い原動力、より大きな空間、より優れたルートを提供し、これを世界の持続可能な開発の重要な「ブースター」にする。

　まずは力を拡大し、共同の繁栄を促す。中国の世界開発イニシアチブをしっかり実行し、各国のコロナ後の経済回復を支える。次にペースを上げ、グリーンな開発を実現する。より多くの環境保護協力プロジェクトを展開し、支援先の資源節約型・環境友好型社会の建設を支える。それから連携を強化し、「一帯一路」と2030アジェンダを同時進行する。積極的に新型世界開発パートナーシップを構築し、発展途上国の2030アジェンダの実行に向けより多くの支援を提供する。さらに各方面に力を入れ、すばらしい未来を共に建設する。第4次産業革命の発展の趨勢に順応し、新シルクロードを建設する。今年通年で世界に20億回分のワクチンを提供するため努力し、発展途上国に追加で1億回分のワクチンを無償で寄贈し、COVAXファシリティに1億ドルを寄付する。今後3年でさらに30億ドルの国際援助を提供し、発展途上国の感染対策及び経済・社会の発展の再開を支える。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年9月30日