香港特区政府投資推進が7日発表した最新の年間統計調査結果によると、海外及び大陸部に親会社を有する香港地区の企業は今年9049社にのぼり、香港のスタートアップ企業は3755社に増加した。この2つのデータはいずれも新記録で、香港地区のビジネス環境が依然として優れており、企業設立もしくは事業拡大の理想的な場であることを示した。
特区政府商務・経済発展局の邱騰華局長は、「香港地区は過去2年に渡り社会及び経済の数々の試練に直面したが、余裕を持って対応できた。独特な強み、海外及び大陸部に対するビジネスの魅力を維持した。香港地区でスタートアップ企業がすくすくと成長し、数が大幅に増加したが、これは実に得難いことだ。特区政府は引き続き投資促進を強化し、より多くの海外及び大陸部企業を香港地区に集める。またスタートアップ企業の育成に取り組み、経済に新たな原動力を注ぐ」と述べた。
投資推進署と特区政府統計処が合同で行った調査によると、海外及び大陸部の在香港企業数は2017年の8225社から10%増え、今年9049社にのぼった。これらの海外及び大陸部企業の従業員数は47万3000人で、2017年の44万3000人から約7%増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月8日