【新華社上海10月22日】中国上海市で来月開かれる第4回中国国際輸入博覧会(輸入博)の新型コロナウイルス感染対策全体計画が20日、発表された。計画によると「全プロセスのクローズドループ管理、チェーン全体のトレーサビリティー、全員ワクチン接種、全数核酸検査、全員入場検査」などの措置を講じ、「国境、都市、地域、展示エリア」の感染予防・抑制ラインを厳格に構築し、輸入博の円滑な開催を保証する。計画は以下の内容を求めている。
「都市の入り口」を確実に守る。人とモノの入国検疫を厳格に実施する。輸入コールドチェーン食品の検疫を強化する。
輸入博専用ホテルの分類管理を強化し、特別来賓、新型コロナ感染症の中・高リスク地域に指定されている国内の省(自治区・直轄市)からの参加者を専用ホテルに宿泊させる。
交通機関を利用する乗客、展示エリア周辺の主要駐車場利用者は全員検温を受ける。コールドチェーン食品はチェーン全体の感染対策を強化する。
上海市外から訪れる全出展者と来場者は、上海到着前48時間以内の核酸検査陰性証明書を提出する。
中国本土の全出展者と来場者は、展示エリアに入る14日前までに、新型コロナワクチンの接種を完了しなければならない。
上述の核酸検査、ワクチン接種、健康管理の登録情報が問題ない場合のみ、入場証明書が有効になり、展示エリアに入ることが許可される。
活動範囲を厳しく規制する。全出展者と来場者は展示エリア内では常時マスクを着用する。展示エリア内ではコールドチェーンを利用した輸入食品を販売せず、調理加工されていないコールドチェーン利用食品を試食用として提供しない。
「新華網日本語版」2021年10月23日