第4回輸入博を控える上海市、公安が違法行為取締りの特別行動を開始

第4回輸入博を控える上海市、公安が違法行為取締りの特別行動を開始。上海市公安局は19日午前、市全域で「砺剣1号」特別行動を即日開始すると発表した。公共安全の潜在的リスク解消を進め、第4回輸入博のために一層安全で秩序ある社会治安環境を作り出す…

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発信時間:2021-10-24 15:46:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 上海市公安局は19日午前、市全域で「砺剣1号」特別行動を即日開始すると発表した。重点事件の集中的な解決、違法犯罪者の取締り、公共安全の潜在的リスク解消を進め、第4回中国国際輸入博覧会(輸入博)と同市経済・社会発展のために一層安全で秩序ある社会治安環境を作り出す。


 同市公安局報道官弁公室の庄莉強警察官によると、公安は今回の特別行動を通じて、ネット詐欺の新型財産権侵害犯罪、麻薬関連の違法犯罪、危険物関連の違法犯罪、高リスクな経済犯罪、重大な交通違反などの違法犯罪行為を重点的に取り締まる。   


 通信網詐欺の新型犯罪取締りでは、「アダルトチャット」「投資・財テク」を名目としたネット詐欺の多発を重点的に防止すると同時に、通報を受けたら迅速に処理する新たな仕組みを確立し、「通報受付直後に支払いを停止させ、初動捜査で立件する」ことを目指す。


 麻薬犯罪の取締りにおいては、科学技術を活用しながら越境郵便物や宅配便に対する捜査・検査を強化し、大麻製品など新型麻薬の入境を厳重に防ぎ、麻薬の流入ルートも最大限に断ち切る構えだ。


 危険物犯罪の取締りでは、販売ネットワーク、販売ルート、爆発物の供給源を全面的に精査すると同時に道路上での捜査を強化し、バンやワンボックスなどの不審車両を重点的に検問するほか、不正軽油の違法経営、違法貯蔵、違法輸送を厳しく取締る。


 第4回輸入博覧会の安全な開催のため、公安は知的財産権侵害犯罪にも目を向ける。行政監督管理部門、権利保有企業、電子商取引プラットフォームとの協力を強化して手がかりの発見と判断・取締り能力を高め、輸入博覧会の出展ブランド、協賛ブランド、会議ロゴなどを模造する権利侵害犯罪を重点的に取締る。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月24日

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