世界知的所有権機関(WIPO)が先ほど発表したグローバル・イノベーション・インデックス2021年版(以下「同指数」)によると、中国の順位は昨年の14位から12位に浮上し、依然としてトップ30のうち唯一の中所得経済体となった。同指数の共同作者、WIPOの経済学・データ分析学セクターの責任者は、「数十年の一貫したイノベーション政策及び投入、イノベーションを産業に転化する強い能力により、中国はすでに世界のイノベーションリーダーの集団に入っている」と述べた。
同指数によると、中国の順位は2013年以降に持続的かつ着実に浮上し、世界のイノベーションリーダーとしての地位を確立した。地域別に見ると、中国は今年さらに初めて東南アジア・東アジア・オセアニアの3位になった。
上述した責任者は、「中国のイノベーションの成功は、長年に渡る一貫したイノベーション政策計画及び執行力、それから増加を続ける教育・科学・技術経費によるものだ。さらに重要なことは、中国がイノベーションに有利な政策と投入を、知的財産権、イノベーション商品、ハイテク輸出などの成果に転じる能力を持つことだ」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月24日