中国農業農村部はこのほど第1期全国レジャー農業重点県リストを発表した。60県（市・区）が2021年全国レジャー農業重点県に認定された。海南省三亜市吉陽区と瓊海市が入選した。

　情報によると、この60の重点県には次の4つの特徴がある。（1）県内の資源の特色が鮮明で、自然資源・文化資源・農業産業資源などの資源の多様な特徴を兼ね備える。（2）アグリテイメント、農村民宿、レジャー農園などの業態が豊富で、かつ多くがヘルスケアや科学普及教育拠点などの新業態を持ち、県内の有力主導産業になっている。（3）増収けん引効果が顕著で、レジャー農業に従事する農民の雇用に占める割合及び平均所得水準が全国農村部住民の1人平均可処分所得を上回っている。（4）率先して政策の革新を模索している。各地はレジャー農業の資金調達、土地使用、人材導入、質向上・高度化などに的を絞った政策を打ち出し、資源要素のレジャー農業への集約を急いでいる。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年10月29日