人的資源・社会保障部(省)が27日、2021年第3四半期(7-9月)に全国で求人が求職を上回った「最も人手不足の100職業ランキング」を発表した。それによると、上位10位には、マーケティング担当者、レストランのホールスタッフ、商品販売員、警備員、配達員、家事代行サービス担当者、清掃員、市場マーケティング担当者、溶接工、顧客サービス管理者が並んだ。中国新聞網アプリが伝えた。
注目されるのは、マーケティング担当者が数期にもわたってトップを維持していることだ。
今回は溶接工と顧客サービス管理者がベスト10入りした一方で、不動産エージェントと機器・計器製造技術者が圏外になった。
最近の不動産市場の調整が、不動産エージェントに対するニーズにも影響を与えた。
このうち社会的生産サービスと生活サービスの担当者、製造及びそれに関連する担当者という2大職業のニーズが旺盛な勢いを保った。
100職業の分布を見ると、上述した2大職業に属するものが74種類を数えて中心を占めた。「宅配便処理担当者」、「ネット予約配達員」、「庶務管理者」などの生活サービスに関する職業の順位が明らかに上昇し、「保育士」と「美容師」が新たにランク入りした。
新たにランク入りした24職業のうち、製造業に関係するものが17あり、「産業用ロボットシステムオペレーター」や「真空電子機器部品製造設置調整技術者」などがある。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年10月29日