中国の食糧の備蓄量は現在十分で、2大食糧の小麦と稲の備蓄量が持続的に増加している。「穀物の基本的自給、食糧の絶対安全」を保証できる。
国家食糧・物資備蓄局食糧備蓄司の秦玉雲司長は3日、秋季収穫食糧の収穫と調達、供給保証と市場安定の関連状況について、「食糧の生産、備蓄、取引などの状況から分析すると、国内の食糧市場の供給は完全に保証されている。今年は食糧の豊作がほぼ決まっており、生産量が7年連続で6500億キログラム以上を維持する。国内の食糧市場の供給の確かな基礎を固めた」と述べた。
中国の食糧の備蓄量は現在、高水準にのぼっている。特に2大食糧の小麦と稲の備蓄量が備蓄量全体に占める割合は7割以上となっている。小麦は毎年の豊作により備蓄量が持続的に増加し、現在は1年半分の消費の需要を満たせる。「穀物の基本的自給、食糧の絶対安全」を保証できる。
また中国の緊急サポート能力が大幅に強化されている。食糧緊急加工企業は5500社以上にのぼり、38の中・大都市及び市場の変動が生じやすい地域の製品植物油の備蓄サポート能力は20日以上にのぼっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月4日