11月2日、第4回輸入博覧会の展示ブース設置作業がほぼ完了した。輸入博覧会は4年で国際貿易をつなぐ世界クラスの場となった。より開放された中国は自身だけでなく世界にも恩恵をもたらしている。
欧州のスマートジェット噴射洗浄機やナイロンなどの40トンの輸入品が「中欧班列―輸入博覧会号」で上海に到着した。輸入博覧会の展示品が中欧班列(国際定期貨物列車)で上海に輸送されたのはこれが初めて。コロナ禍でもグローバル企業の出展意欲は低下することがなく、今回の輸入博覧会のビジネス展示面積は36万6000平方メートルに達し、出展国と企業数も前回を上回った。
世界で最初の輸入をテーマとした国家クラスの展示会として、輸入博覧会は単なる展示会というだけでなく、国際調達、投資促進、人文交流、開放協力の4大プラットフォームとなり、世界が共有する国際公共財となっている
4回連続で輸入博覧会に参加する同外資系企業は輸入博覧会の波及効果を利用して30以上の「展示品」を「商品」に変えた。さらに、1億ユーロを投資して上海に科学研究センターを設立し、青島市に工場を建設した。
新型コロナの影響はあるが、中国の開放拡大のペースは加速し、より広く開かれている。中国の関税の全体的水準は7.4%に低下し、全国の輸出入の通関時間は2017年より60%以上短縮された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月3日