中国国際輸入博覧会(輸入博)の重要な一部と位置付けられる第4回虹橋国際経済フォーラムが4日、中国上海市で開幕した。フォーラムでは、これまでの実績を踏まえて、さらにテーマを拡大し、国家戦略を担う重点地域に焦点を当てた二つの分科会が初めて設けられた。そのうちの一つ、上海市浦東新区におけるハイレベルの改革開放と開かれた世界経済の構築に関する分科会が、上海市人民政府、国家発展改革委員会、商務部の共催で開かれる。
各国の省庁の幹部、国際経済機関や金融機関の代表者、グローバルビジネスリーダーなどの要人を招き、ハイレベルかつ開かれた世界経済の構築を一層推進するため、さまざまな提案や意見を出し合い、議論を重ねる。浦東がどのようにして国際経済・貿易の新たなルールを統合し、ハイレベルの制度的開放を一層促進し、グローバルな資源配分を強化することができるかに焦点を当てて話し合う。新たな発展パターンの構築などに向けて意見交換を行うことで、浦東がよりハイレベルの改革開放という新たな高みを目指すための一助とする。
この分科会では、さらに浦東プロモーション大会を開催し、浦東におけるイノベーションの活力と発展の魅力を存分にアピールする予定で、より多くの企業に浦東に関心を持ってもらい、投資してもらう狙いだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月7日