大湾区の5Gスマート港が開港、CO2排出を9割超削減

大湾区の5Gスマート港が開港、CO2排出を9割超削減。

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発信時間:2021-11-15 16:23:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 媽湾スマート港エリアで、スマート操作センターの操縦士がガントリークレーンを遠隔操作し、船からコンテナをつかみ取り正確に自動運転トラックに置いた。このトラックはシステムが設定したルートに基づきコンテナヤードまで移動した。自動化レール上ガントリークレーンがコンテナヤードのコンテナ回収作業を行った。作業員は、「自動化作業、スマートゲート、自動運転の応用により、現場の作業中のすれ違いによるリスクを50%減らせる」と話す。


 1989年竣工の媽湾港は、深セン経済特区の発展にインフラの支えを提供している。3年間の改築により、現在の港エリアの敷地面積は98万3600平方メートルにのぼり、設計上の取扱量は300万TEUを超えている。世界最大のコンテナ船も停泊できる。


 改築後の媽湾港は、世界初の全エリア・24時間・全運転モード・多要素の伝統コンテナ埠頭グレードアップ全体プランで、現時点で全国最大の「5G+自動運転応用実証」港エリアだ。港エリアの灯台に設置されている5G基地局が、港エリア内を5G信号でフルカバーする。38台の5G+自動運転トラックのすべてが自動運転を採用。港の改築後、埠頭の作業効率が大幅に上がった(コンテナヤードは45.4%、ゲートは50%)。操作人員が約93人減り、CO2排出量が9割超減った。中国によるスマート港の世界トップの建設の成果を十分に示した。


  「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月15日

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