中国エネルギー研究会の学術顧問で、国家発展改革委員会エネルギー研究所の元所長である周大地氏は16日、『中国新聞社』主催の国家フォーラム「能源(エネルギー)中国」に参加した際、中国が低炭素へのモデル転換を進める巨大な潜在力を備えており、炭素排出ピークアウトには電力のゼロカーボンを先行させる必要があるとの見解を示した。
中国は原子力発電、水力発電、新エネルギー発電の技術と設備、新エネルギーの活用において、世界の先進的な地位にある。特に、太陽光発電やエネルギー貯蔵用電池などの再生可能エネルギー技術の分野ではすでに世界トップレベルで、新エネルギーの発展をリードしていると言える。また、太陽光発電、風力発電、エネルギー貯蔵システムの急速な技術進歩と大規模な製造能力により、中国は低炭素モデルへ転換する巨大な潜在力を備えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月20日