【CRI時評】「一帯一路」、より多くの人々が良い暮らしを送れるようにする世界の公共財

【CRI時評】「一帯一路」、より多くの人々が良い暮らしを送れるようにする世界の公共財。

タグ:一帯一路

発信時間:2021-11-21 12:51:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 「今回の利益はこれまでを大きく上回るものでした。タイの豆乳やインスタント麺は中国のネット上でよく売れます」


 タイのあるライブコマース配信者は、先ごろ行われた中国のネット通販セール「双11(ダブルイレブン)」での収穫について興奮気味にこう話していた。今回のダブルイレブンには、東南アジアの大手電子商取引(EC)プラットフォームを通じて約80万のブランドや企業が参加し、成約数は昨年の2倍になった。「シルクロードEC」の活力と潜在力は、「一帯一路」沿線国・地域の人々にさらに多くの「獲得感」をもたらしている。


 中国の習近平国家主席は19日、北京市内で開かれた第3回「一帯一路」建設座談会で、「一帯一路」の質の高い発展の目標を強調したが、その一つが「民生への恩恵」であり、これは中国が8年前にこのイニシアチブを提唱した初志でもある。それ以来、中国・パキスタン経済回廊から中国・モンゴル・ロシア経済回廊まで、ケニアのモンバサ・ナイロビ鉄道からインドネシアのジャカルタ・バンドン高速鉄道まで、「一帯一路」イニシアチブは一つ一つの具体的な取り組みを通じて沿線国の人々に実質的な恩恵を受けさせてきた。


 8年後の今、世界は「百年未曾有の大変局」の変化が加速している。政治的相互信頼、相互接続、貿易の円滑化、資金の融通、人的・文化交流を深化させ、「周辺国との貿易規模を拡大し、さらに多くの高品質な商品の輸入を奨励する」「シルクロードECを発展させ、デジタル協力構造を築き上げる」。「一帯一路」の質の高い発展を巡り、習主席が座談会でこれらを重要な位置に据えたことは、これらが過去8年の「一帯一路」建設の成功経験から来たものであり、また時機を判断し情勢を推し量りながら調整・改善して「一帯一路」がさらに多くの恩恵を世界にもたらすために動力を注ぎ込んでいることも見て取れる。


 この8年で「一帯一路」は四方に繁栄し、とても歓迎される国際公共財になるとともに、中国の開放拡大と人類運命共同体構築推進の「ショーケース」にもなっている。世界銀行の報告書は、「一帯一路」イニシアチブが2030年までに世界の760万人を極度の貧困から脱却させ、3200万人を中度の貧困から脱却させるとしている。中国は、このイニシアチブの提唱者として、この世界の公共財の質の高い発展に向けて力を注ぎ続けている。これまでも、そしてこれからも、時間が証明する。(CRI論説員)


   「中国国際放送局日本語版」2021年11月21日


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