中国商務部など14部門はこのほど共同で、「家事サービス業による農村振興行動計画(2021-2025年)」を発表し、家事サービス業による農村労働力の就業効果や貧困支援の成果強化、家事サービス業の質向上と拡張などの任務を打ち出した。
2025年までに農村労働力の中でも特に贫困脱却を目指す労働力を家事サービスに円滑に従事させることを目指す。支援の拡大、需給マッチングの強化、家事サービスの普及促進など7項目22条の措置を打ち出し、向こう5年間の家事サービスによる農村振興「ロードマップ」を策定した。
家事サービス業は農村の所得向上の促進、農村振興の後押しに寄与する。商務部の試算によると、家事サービス業の従事者は3000万人を超え、うち約90%が農村地域の出身者となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月20日