資源の「蓄え」の把握を急ぎ、緊急収集・保護を実施し、一連の優れた新資源を発掘するため、中国は今年3月に中国にとって史上最大規模の農業遺伝資源調査を開始した。現時点ですでに段階的な成果が得られている。農業農村部は23日、選出した10大農作物・10大家畜家禽・10大水産物優秀資源を発表した。
農業農村部種業管理司の孫好勤副司長は、「農業遺伝資源は国の戦略的資源で、種業振興の全局面に関わる。農業遺伝資源は種類の数や地域的な分布で終始、動的な変化の中に置かれている。特に工業化、都市化、気候変動は資源が失われるリスクを拡大している。新たな情勢の下で全国的な農業遺伝資源調査を展開することは、種業テクノロジーの自立自強、遺伝資源の自主制御を実現するための差し迫った任務になっている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月24日