中国財政部は25日、今年1-10月期の全国国有及び国有持株企業の経営状況を発表した。発表によると、2021年1-10月、全国の国有及び国有持株企業(以下、国有企業)の経営は順調に回復している。
営業総収入。1-10月期の国有企業営業総収入は前年同期比22.1%増の60兆3860億元で、2年平均増加率は9.7%だった。うち中央企業は33兆8515億6000万元で同21.3%増、2年平均で8.0%増。地方国有企業は26兆5344億4000万元で同23.0%増、2年平均で12.1%増。
利益総額。1-10月期の国有企業利益総額は前年同期比47.6%増の3兆8250億4000万元で、2年平均増加率は14.1%だった。うち中央企業は2兆5326億5000万元で同44.0%増、2年平均で14.2%増。地方国有企業は1兆2924億元で同55.3%増、2年平均で13.8%増。
資産負債比率。10月末時点で、国有企業の資産負債比率は64.3%で、前年とほぼ同じ水準を維持した。うち中央企業は67.0%で同0.2ポイント減、地方国有企業は62.7%で同0.1ポイント増だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月26日