【新華社ジュネーブ11月26日】米中ビジネス評議会(USCBC)のクレイグ・アレン会長はこのほど、米ワシントンで新華社のビデオインタビューに応じ、米中間の協力・ウィンウィンが新型コロナウイルスの感染拡大から世界経済の回復を後押しする上で重要な役割を果たすとの見方を示した。
アレン氏は、双方が安定的かつ予測可能で互恵的な貿易協定と投資協定、技術・科学的交流を持つことが極めて重要だと指摘。米中が2国間交流・協力を十分に行うべきだと述べ、米中関係をしっかり管理するよう努め、高官同士や各級政府のレベルで多くの関心を払う必要があると強調した。
上海米国商工会議所が9月に発表した調査では、中国に拠点を置く米企業のほとんどが中国市場での成長可能性を高く評価しており、事業拡大を続ける意向を示していた。
中国が9月に環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)への加盟を申請したことについてアレン氏は、意義が大きく、中国の早期加盟は世界の期待に合致すると指摘。中国のCPTPP加盟申請を歓迎する姿勢を示した。
1973年創設のUSCBCは、中国で事業を展開する米国企業200社以上が会員となっている。
「新華網日本語版」2021年11月27日