工業情報化部がこのほど発表したデータによると、1—10月、中国のソフトウェア業務収入が前年同期比19.2%増の7兆6814億元に達し、比較的高い伸びを維持した。この2年間の複合成長率は15.4%だった。1—10月のソフトウェア業の利益総額が9218億元で同9.1%増、この2年間の複合成長率は8.2%だった。
分野別に見ると、ソフトウエア製品収入の伸びが鈍化した。1—10月のソフトウエア製品の収入が1兆9825億元で同15%増、1—9月から2ポイント減となった。うち、工業用ソフトウェア製品の収入は同20.9%増の1902億元で、伸び率が業界全体の水準を1.7ポイント上回った。
情報技術サービスの収入が急成長している。1—10月の情報技術サービス収入が4兆8860億元で同22.7%増。うち、クラウドコンピューティングとビッグデータサービスの収入は合計で同21.6%増の6327億元で、情報技術サービス収入の12.9%を占めた。集積回路設計の収入は同21.8%増の1800億元、電子商取引プラットフォーム技術サービスの収入は同33.1%増の7249億元だった。
情報セキュリティ製品およびサービスの収入の伸びが鈍化した。1 - 10月の情報セキュリティ製品およびサービスの収入が同20.3%増の1487億元で、伸び率は1—9月から0.8ポイント減となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月29日