四川省と重慶市は11月30日、同時に「成都・重慶水素回廊」の建設を開始した。2025年までに約1000台の水素燃料物流車両を投入し、セットで水素ステーションを建設する。

　「成都・重慶水素回廊」は2本の都市間路線と1本の直達本線を計画。都市間路線は資陽、内江、自貢、瀘州、栄昌、潼南、九竜坡、両江新区などの沿線地域を結合点とし、天府国際空港、徳陽重装拠点、自貢国家中堅コールドチェーン物流拠点、西南（自貢）国際陸港、九竜坡自動車部品集散拠点、両路寸灘保税港区などの支線を結び、相互接続する水素エネルギー経済ネットワークを構築する。

　直達本線は成安渝高速道路に沿い、成都・重慶中部都市クラスタを貫く水素エネルギー高速輸送路線を形成する。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年12月2日