中国最東端の高速鉄道、寒冷地の課題を克服し運営開始

中国最東端の高速鉄道、寒冷地の課題を克服し運営開始。牡佳高速鉄道は全線が高地や寒冷地にあるため、凍上や雪害が頻発し、建設業者は低温環境でのコンクリート工事の質の管理など複数の技術課題を克服し…

タグ:高地 寒冷地 鉄道 低温

発信時間:2021-12-07 16:13:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 6日、中国最東端の高速鉄道・牡佳高速鉄道(瀋陽・佳木斯高速鉄道牡丹江・佳木斯間)が運営を開始した。牡佳高速鉄道は黒龍江省東部に位置し、瀋陽・佳木斯高速鉄道の一部で、全長は372キロメートル、設計時速は250キロ。7駅を設置し、牡丹江・佳木斯間の所要時間は最速2時間10分となる。

 

 牡佳高速鉄道は全線が高地や寒冷地にあるため、凍上や雪害が頻発し、建設業者は低温環境でのコンクリート工事の質の管理など複数の技術課題を克服し、173本の橋と34本のトンネルを建設した。

 

 採用される動車組車両はマイナス30~40度の環境で走行できる。鉄道部門は車体構造、電気システム、ブレーキ、給水、窓、ボギー台車など十数項目を改良し、低温の雪の中でも走行できるようにした。

 

 牡佳高速鉄道は開通初期、毎日16往復の動車組列車を運行する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月7日

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