中国華能が明かした情報によると、国家科学技術重大プロジェクトの華能石島湾高温ガス冷却炉発電所モデルプロジェクトの1号機が初期負荷運行試験評価を終え、20日に発電を開始した。
これは、世界初の第4世代先進原子力エネルギーシステムの特徴を持つ球床モジュール式高温ガス冷却炉が、中国華能で「実験室」から「工学応用」への飛躍を実現したことを意味する。
現在、モデルプロジェクトの発電機の各指標は正常に運行し、原子炉、蒸気タービン発電機、関連システムは安定し、1号機は単機フル効率に向かい、2号機の発電前試験が進んでいる。1号機と2号機は2022年中頃に全面稼働を開始する予定。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月22日