2021年の中国自動車②自主ブランドが情勢に逆らって好調

2021年の中国自動車②自主ブランドが情勢に逆らって好調。中国ブランドの乗用車シェアは8月連続で増加している。新エネルギーと自動車輸出のダブルの促進力により、2021年1~11月の中国ブランド乗用車の販売台数は840万台を​超え…

タグ:自動車 自主ブランド 台数 エネルギー

発信時間:2021-12-27 13:50:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 先日開かれた「2022中国自動車市場発展予測サミット」で、中国汽車工業協会の常務副会長兼秘書長の付炳鋒氏は、「電気化、ネット接続化、スマート化の技術変革に促され、2021年、中国自動車メーカーは活力を強め、市場消費ニーズは質の向上・グレードアップ傾向が続き、自動車生産・販売は全体的に安定した成長を維持し、多くの見どころもあった」と述べた。付炳鋒氏は、2021年の中国の自動車販売台数は2600万台を超えると予想した。


 自主ブランドが情勢に逆らって好調

 

 自動車市場競争は、上下している。2021年に入ってから、中国ブランドの自動車市場シェアは高水準を維持し、中国自動車市場の2大巨頭だったドイツブランドと日本ブランドは低下した。

 

 中国汽車工業協会の統計によると、11月の乗用車販売台数は252万2000台で前年同期比9.1%減少。1~11月の販売台数は1906万台で前年同期比7.1%増加した。うち、1~11月の自主ブランドの市場シェアは44.1%に達し、前年同期より6.4ポイント上昇し、史上最高の市場シェアを記録した。


 付炳鋒氏は、「中国ブランドの乗用車シェアは8月連続で増加している。新エネルギーと自動車輸出のダブルの促進力により、2021年1~11月の中国ブランド乗用車の販売台数は840万台を超え、乗用車販売総数の44%を占め、史上最高水準に達した」と述べた。


 マクロデータを見ると、複数の圧力がある中、中国自動車ブランドは全体的に情勢に逆らって上昇し、吉利、長城、長安、奇瑞、比亜迪はいずれも好調だった。

 

 新エネルギー車の先行優位により、中国自動車産業は「追う側」ではなくなり、一部の企業は世界の新エネ車分野の先駆者になっている。中国自動車産業は質の高い発展構造を急速に形成し、新たな大発展の時代を迎えている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月27日

 

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで