工業・情報化部が28日に発表した情報によると、同部門は国家衛生健康委員会、国家発展改革委員会などの部門及び機関と共同で「『十四五』医療機器産業発展計画」を発表した。2025年までに医療機器産業の基礎をハイレベルにし、産業チェーンの現代化水準を大幅に上げ、主流医療機器の効果的な供給をほぼ実現し、ハイエンド医療機器製品の性能・品質水準を大幅に上げ、公衆衛生及び医療・ヘルスケアの需要を全面的に支える能力を初歩的に形成するとした。
医療機器は医療・衛生及びヘルスケア事業の基礎だ。第13次五カ年計画期間中(2016-20年)、中国の医療機器産業は急成長を実現した。市場規模は2020年に8400億元にのぼった。
工業・情報化部設備工業一司の王衛明司長は、「中国はすでに世界の重要な医療機器生産・製造拠点で、競争力の高い一連のリーディングカンパニー、特色の鮮明な産業クラスタを形成した。製造業と次世代情報技術の融合のペースが上がっている。新型コロナウイルスは世界の産業チェーン・サプライチェーンの調整を加速させた。第14次五カ年計画期間(2021-25年)は医療機器産業の高品質発展を促す重要な時期だ」と述べた。
王氏はまた、「同計画は7つの重点分野を明確にした。5つの特別行動を実施し、6つの保障措置を講じ、医療機器産業の発展を促す」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月29日