工業・情報化部が28日に発表した情報によると、同部は国家発展改革委員会や科学技術部などの部門及び機関と共に「『十四五』ロボット産業発展計画」を発表した。2025年までに中国を世界ロボット技術イノベーションの策源地、ハイエンド製造の集約地、統合的応用の新たな高地にする。一連のロボット中核技術とハイエンド製品でブレイクスルーを実現し、基幹部品の性能と信頼性を世界の同類製品の水準にする。ロボット産業の売上高の年平均成長率を20%以上にする。製造業ロボット密度を倍に高める。
ロボットの研究開発・製造・応用は、一国の科学技術イノベーション及びハイエンド製造業の水準を示す重要な基準だ。第13次五カ年計画期間中(2016-20年)、中国のロボット産業は力強く発展し、産業規模が急速に拡大し、技術水準が持続的に向上し、統合的な応用が大幅に拡大した。しかし海外の先進水準と比べると、技術の蓄積の不足や産業の脆弱な基礎といった問題が残されている。
同計画は産業の産業イノベーション能力の向上、産業発展の基礎固め、ハイエンド製品の供給拡大、応用の拡大と掘り下げ、産業組織・構造の最適化という5つの主要任務を手配した。技術のブレイクスルー、基礎の向上、供給の最適化、応用の拡大、エコシステムの構築などの各次元からロボット産業の高品質発展を促す。同時にロボット中核技術難関攻略行動、ロボット重要基礎向上行動、ロボット革新的製品発展行動、「ロボット+」応用行動という4つの行動を掲げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月30日