全国炭素市場の取引が今年7月16日に始まり、年末まで安定的に運営した。全国炭素市場の初の履行期間が終了に近づくなか、炭素取引が日増しに活発化している。穏健に発展する全国炭素市場は徐々に、炭素管理や炭素技術などの低炭素の理念をホットにしている。今後を展望すると、CO2排出ピークアウト及びカーボンニュートラルの目標に向けた実践の継続と安定的な推進に伴い、より大きなグリーン発展の新ビジョンが示される。
上海の石油精製企業の責任者は、「当社は以前、資金の帳簿しかつけていなかったが、今や炭素の帳簿が増えた。新しい帳簿を上手くつけるためには、低炭素の道を最後まで歩まなければならない」と述べた。1冊の帳簿から2冊の帳簿への変化の道において、CO2排出ピークアウト及びカーボンニュートラルの実現を促す全国炭素市場の重要な政策ツールとしての力が初歩的に顕在化している。この大きな市場は現在、産業の低炭素モデル転換に持続的に活力を注いでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月31日