中国気象局は先ほど、国内初の国家温室効果ガス観測ネットワークリストを発表した。これは40年の建設により、国内初の温室効果ガス観測ネットワークがほぼ完成したことを意味する。中国の気候変動観測・評価能力を高め、CO2排出ピークアウト及びカーボンニュートラル行動に持続的にデータのサポートを提供する。
今回発表されたリストには、60の全国主要気候重要エリアと高精度観測を中心とする観測局が含まれ、国家大気ベースラインステーション、国家気候観象台、国家・省級応用気象観測ステーション(温室効果ガス)などによってつくられる。そのうち観測要素には、「京都議定書」が定めるCO2、メタン、亜酸化窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、六フッ化硫黄、三フッ化窒素の7種の温室効果ガスが含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月1日