地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が1月1日、正式に発効され、ブルネイ、カンボジア、ラオス、シンガポール、タイ、ベトナムの6つのASEAN加盟国と、中国、日本、ニュージーランド、オーストラリアの4つの非ASEAN加盟国の間の協定がスタートしました。RCEPの発効は、世界で人口が最も多く、経済・貿易規模が最も大きく、発展の潜在力のある自由貿易区の正式な誕生を示しています。
RCEPによる関税引き下げの実施後に、中国とASEAN、オーストラリア、ニュージーランド間の即時ゼロ関税の割合は65%を超え、中国と日本は新たに自由貿易関係を確立でき、相互の即時ゼロ関税の割合はそれぞれ25%と57%に達します。その内容には、一部の水産物、鉱物製品、化学工業品、アパレル製品、機械製品、電気設備などが含まれるということです。(TONG,謙)
「中国国際放送局 日本語版」より 2022年1月3日