東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定が1日、正式に発効した。中国国際貿易促進委員会及び地方機関は同日、全国12省・直轄市の69社向けの第1弾・158件のRCEP原産地証明書を発行した。「紙の金」と呼ばれる原産地証明書は、RCEP加盟国が関税引き下げ及び撤廃などの優遇を受けるための重要な証憑になる。
第1弾の原産地証明書には主に、紡績品、化学工業製品、医療製品、食品などが含まれる。輸出先には日本や豪州などの発効済みの加盟国が含まれる。関連する輸出額は1200万ドルで、18万ドルの関税が引き下げもしくは撤廃される見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月4日