中国国新、保利集団、東方電気、中国電建などの十数社の中央企業がこのほど年間活動会議を開き、今年の重点活動・任務を手配した。うち、「安定成長に尽力」「国有企業改革3カ年行動任務を全面的に完了」「科学技術イノベーションを力強く推進」などが、今年の中央企業発展のキーワードになった。
安定成長が最重要任務に
国務院国有資産監督管理委員会党委書記、主任の郝鵬氏はこのほど、中央企業責任者会議の席上、「今年は安定成長の任務完了と高品質発展の促進を結びつけ、安定により前進を促し、前進により安定を確かなものとする。安定的ながらも主体的になり、好発進、安定的な発信を目指す。周期を跨ぐ調節の要求を実行に移し、安定成長に有利な措置を早急に策定する」と述べた。
科学技術イノベーションを力強く推進
多くの中央企業が科学技術イノベーション活動を手配し、一連のイノベーション支援策の実施を促した。業界関係者によると、第14次五カ年計画期間中(2021-25年)に国有企業発展にとって重要となるのは、科学技術イノベーションによる技術の自主・自立の実現だ。中央企業と国有企業の持続的なイノベーションを促進する上で重要となるのは、科学研究者の積極性と創造性を十分に引き出すことだ。将来的には業績重視型の賞罰メカニズムの構築を急ぐことになり、テック企業のストックインセンティブと従業員による株取得がさらにペースアップする見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月10日