中国財政部は25日の国務院新聞弁公室の記者会見で、2021年財政収支の「成績表」を発表した。発表されたデータによると、2021年の全国一般公共予算収入は前年比10.7%増の20兆2500億元、全国一般公共予算支出は同0.3%増の24兆6300億元となった。
収入の面では、2021年の中央一般公共予算収入は同10.5%増の9兆1500億元。地方一般公共予算本級収入は11兆1000億元で同10.9%増。「中央と地方がともに一定の収入超過となったのは、主に経済成長の回復、工業生産者出荷価格指数の上昇率が比較的高いことなどによるものだ」と、財政部の許宏才副部長は会見で述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月26日