国家発展改革委員会などの中国政府4部門はこのほど、「高エネルギー消費業界重点分野省エネ・炭素削減改造高度化実施ガイドライン(2022年版)」を通達した。石油精製、セメント、鉄鋼、非鉄金属製錬などの17業界をめぐり、省エネ・炭素削減改造高度化の活動方針と2025年までの具体的な目標を掲げた。
同ガイドラインは改造高度化及び技術難関攻略をめぐり、エネルギー効率が模範水準、特に基準水準以下の企業について、ガイドラインが挙げた先進技術設備の普及に取り組み、エネルギーシステムの最適化、余熱・余剰圧力の利用、汚染物の排出削減、固体廃棄物の総合利用、公的補助施設の改修を強化し、生産技術と技術設備のグリーン化水準を高めるとした。同時に、省エネ・汚染物削減・炭素削減が相互作用を発揮するグリーン共通性基幹技術、先端技術、関連施設・設備の難関攻略を促す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月22日